裏押エ 新規作成
先日石原都知事が訪れたローザンヌと言う町は超立体都市。
坂の斜面に作られた街なのでたての空間を有効活用しています。
新しく完成した地下鉄(しかも無人!)駅のエレベーターなんかは既存の建物に密着して
↓作られていました

以上、スイス一口メモでした。
さてさて、ということでしばらくピンセットを握っていなかったのでリハビリを兼ねて
最初は懐中時計から手をつけ始めました。
1920年代から遅くても1930年代前半位に製造されたと思う懐中で
竜頭で時刻合わせを行うタイプです。
で、時刻合せの位置に竜頭を引っ張るとクリック感がイマイチ。
ばらしてみたら、案の定「裏押エ」という部品のバネが折れていましたので早速作りました。
先ずは破損したオリジナルのパーツを生の鋼材にハンダで固着して
切ったり削ったり抉ったりして形を成形。
その後、熱してオリジナルパーツを外し、実際に機械に組んで形を微調整。
そんでもって焼入れ焼き戻ししたのが
これ↓

左が作った部品で右が壊れていた物。
焼き戻しの色はブルースチール位がちょうど良い。
今回はちょっと戻しすぎかな?って感じですが、これぐらいの方が粘りが出て折れにくいので良しとしました。


右がゼンマイ巻き上げポジションで、左が時刻合せのポジション。
で、実際に組んで、何回かパチパチやって作動確認して完成
どんな時計かは明日のお楽しみ!
坂の斜面に作られた街なのでたての空間を有効活用しています。
新しく完成した地下鉄(しかも無人!)駅のエレベーターなんかは既存の建物に密着して
↓作られていました


以上、スイス一口メモでした。
さてさて、ということでしばらくピンセットを握っていなかったのでリハビリを兼ねて
最初は懐中時計から手をつけ始めました。
1920年代から遅くても1930年代前半位に製造されたと思う懐中で
竜頭で時刻合わせを行うタイプです。
で、時刻合せの位置に竜頭を引っ張るとクリック感がイマイチ。
ばらしてみたら、案の定「裏押エ」という部品のバネが折れていましたので早速作りました。
先ずは破損したオリジナルのパーツを生の鋼材にハンダで固着して
切ったり削ったり抉ったりして形を成形。
その後、熱してオリジナルパーツを外し、実際に機械に組んで形を微調整。
そんでもって焼入れ焼き戻ししたのが
これ↓

左が作った部品で右が壊れていた物。
焼き戻しの色はブルースチール位がちょうど良い。
今回はちょっと戻しすぎかな?って感じですが、これぐらいの方が粘りが出て折れにくいので良しとしました。


右がゼンマイ巻き上げポジションで、左が時刻合せのポジション。
で、実際に組んで、何回かパチパチやって作動確認して完成

どんな時計かは明日のお楽しみ!
Posted on 2009/06/21 Sun. 09:55
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