エテルナ 手巻き
本日ご紹介するのは「エテルナ」。
おそらく1940年代から50年だ初頭ぐらいの品で、当時のまんまのデッドストック。
直訳すれば「死に在庫」(なんかいい言い方ではないですね・・・)。
まあ、それはさて置き、文字板が経年変化で1時と3時に針の焼けた跡がありますが
ケースもバッチリ、革バンドも当時の物。
実際にお使いの際はバンドがもったいないので交換した方が良いでしょう。

ご覧の通り、機械も綺麗。
ただ、仕入れた時は製造されてから全く手入れされていなかったらしく
油が樹脂化してしまいカチンコチンに固まっていて不動でした。
ですので、当時の精度は分かりませんが、
OHしただけだったらかなりの姿勢差(最大差が約300~400s/d)がありました。
以前にも書きましたが、ヒゲの調整やアオリ、天真等、やるべきことをやっても
まだに姿勢差がかなりある場合は、テンワを抉って調整するしかありません。
その点、チラネジがあるテンワでしたら削るかチラ座を入れます。
で、当店では・・・というか、私はこういう何10年も生き残って現存している古い物は
極力オリジナルを保ちたいので、抉ったり削ったりしたくない。
しかし、せっかく使おうと思っても1日に何分も誤差があると「ちょっとなぁ」と思ってしまう。
ですので、コイツはチラ座で調整しました。確か、2箇所入れたような記憶があります。
その結果、DU約+10s/d・12U約-5s/d・3U±約0s/d・6U約+30s/d・9U約-5s/dで、
最大差約35秒、実際に装着しても1日30秒もズレませんでした。
まあ、もっとも気温や使い方等の条件で誤差はもっと出るかも知れませんが
最初に比べたらまあ上出来と自分を褒めております。
当時のプライスタグなんかも付いて、
実用はもちろん、コレクションして頂いても遜色ない逸品と存じます。
おそらく1940年代から50年だ初頭ぐらいの品で、当時のまんまのデッドストック。
直訳すれば「死に在庫」(なんかいい言い方ではないですね・・・)。
まあ、それはさて置き、文字板が経年変化で1時と3時に針の焼けた跡がありますが
ケースもバッチリ、革バンドも当時の物。
実際にお使いの際はバンドがもったいないので交換した方が良いでしょう。


ご覧の通り、機械も綺麗。
ただ、仕入れた時は製造されてから全く手入れされていなかったらしく
油が樹脂化してしまいカチンコチンに固まっていて不動でした。
ですので、当時の精度は分かりませんが、
OHしただけだったらかなりの姿勢差(最大差が約300~400s/d)がありました。
以前にも書きましたが、ヒゲの調整やアオリ、天真等、やるべきことをやっても
まだに姿勢差がかなりある場合は、テンワを抉って調整するしかありません。
その点、チラネジがあるテンワでしたら削るかチラ座を入れます。
で、当店では・・・というか、私はこういう何10年も生き残って現存している古い物は
極力オリジナルを保ちたいので、抉ったり削ったりしたくない。
しかし、せっかく使おうと思っても1日に何分も誤差があると「ちょっとなぁ」と思ってしまう。
ですので、コイツはチラ座で調整しました。確か、2箇所入れたような記憶があります。
その結果、DU約+10s/d・12U約-5s/d・3U±約0s/d・6U約+30s/d・9U約-5s/dで、
最大差約35秒、実際に装着しても1日30秒もズレませんでした。
まあ、もっとも気温や使い方等の条件で誤差はもっと出るかも知れませんが
最初に比べたらまあ上出来と自分を褒めております。
当時のプライスタグなんかも付いて、
実用はもちろん、コレクションして頂いても遜色ない逸品と存じます。
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