エベラール Cal.310-8
Category: 時計ムーブ
本日ご紹介する機械は「エベラール Cal.310-8」。
あまり見ない機械でちょいと珍しい。

仕入れた時はリセット時のクリック感が全然なく「こんなもんかいな」と思っておりました。
バルジュー22や23の場合は積分計の伝え車のプレートにダボ(棒)が出ていて
そこにリセットハンマーが当りカチカチ言わせるんですが
コイツはリセットのレバーとリセットハンマーでクリック感を出す仕組みです。
↓リセットボタンを押していない時

↓リセットボタンを押して負荷をかけた時

↓リセットした時

この溝が浅く(おそらく磨耗したのでしょう)、ヌメ~という感じでしたが、
ちょいと深くしたらカチカチよういわせられました。
この機械、実は1990年代にエベラールからオールドムーブを使って復刻された時計に搭載されております。
ですので、当時は17石なのですがコイツは21石。

石は2番車の受けと地板、スライディングギアの伝え車の上下にに追加されていて

17+4+4=21石となります。
ちなみにインカブロック付きでテンプはチラネジなし。でもしっかり5振動。

いつもとは少々毛色が違って勉強になりました。
あまり見ない機械でちょいと珍しい。

仕入れた時はリセット時のクリック感が全然なく「こんなもんかいな」と思っておりました。
バルジュー22や23の場合は積分計の伝え車のプレートにダボ(棒)が出ていて
そこにリセットハンマーが当りカチカチ言わせるんですが
コイツはリセットのレバーとリセットハンマーでクリック感を出す仕組みです。
↓リセットボタンを押していない時

↓リセットボタンを押して負荷をかけた時

↓リセットした時

この溝が浅く(おそらく磨耗したのでしょう)、ヌメ~という感じでしたが、
ちょいと深くしたらカチカチよういわせられました。
この機械、実は1990年代にエベラールからオールドムーブを使って復刻された時計に搭載されております。
ですので、当時は17石なのですがコイツは21石。

石は2番車の受けと地板、スライディングギアの伝え車の上下にに追加されていて

17+4+4=21石となります。
ちなみにインカブロック付きでテンプはチラネジなし。でもしっかり5振動。

いつもとは少々毛色が違って勉強になりました。