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ダイワ時計店スタッフブログ

スタッフによる時計紹介・修理雑記

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アンティークウォッチの修理 

アンティークウォッチの修理は現行品より手間が掛かります。

昨日からやっている時計ですが、部品を綺麗に洗って、ヒゲの修正もして、
ホゾ穴の広がっている所は叩いて穴を小さくして調整したり、
ホゾ・カナを磨いたり、あの手この手を使ってコツコツ直しましたが、
今ひとつテンプの振り角が上がらない。

で、アンクルを見るとガンギの刃先と爪石の喰い合い量がちょっと多目。
爪石を調整しいい感じの喰い合いにしたら、今度はアンクルの角度が変わり
クワガタが振り石に接触して動かない。

しょうがないので、ツメをまた元に戻し暫し熟孝。

ゼンマイが交換されていたので厚さ等を測ったら
薄くて弱いトルクのゼンマイだという事が判明し、
0.02mm厚いヤツに交換したらバッチリ270°の振り角を実現。

お次はゼンマイ全巻での5姿勢で最大誤差が70s/dオーバー。
振り角を落としてテンプの軽い所(一番の進み場所)を探してそこにチラ座を挿入。
で、全巻での姿勢差が約20s/dに収まる。

たまに現行のETA7750なんかやると、本当に楽。

でも、手間が掛かる分、愛着が湧くのも事実です。

カテゴリ: 時計修理

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Posted on 2010/07/09 Fri. 17:54    TB: 0    CM: 0

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