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ダイワ時計店スタッフブログ

スタッフによる時計紹介・修理雑記

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オメガ 銀無垢懐中 

新春第2弾のご紹介は「オメガ銀無垢懐中時計」です。

オメガ社のシリアルはある資料によると1895年に「1.000.000」から始まっています。
(出典:Complete Price Guide Watches)
「2.000.000代」が1902年からなので、この時計のシリアル番号で検索すると
オメガの初期のモデルという事になります。

ちなみに、この機械のテンプ受けには段がついている。
この形は古い機械に良くみられるので、
それからもオメガでも初期の方に属するのではないかと思います。
omeAg800 (1)

ところで、この当時の時刻合わせ方法は大体がダボ押しか剣引きです。
竜頭合わせはごく一部の雲上時計にたまに見られますが
このオメガは竜頭セッティング。当時の最先端です。

文字板はクラック・欠けなど無く、また色もとっても綺麗。
普通のポーセリングは「白」なのですが、コイツは乳白色。
更にインデックスには金色で飾っています。
omeAg800.jpg omeAg800 (2)
この文字板を何と言うのかわかりませんが(ご存知の方教えてください)
ケースの状態も良く、魚子の模様がしっかり残っています。
ただもんじゃあない。

スペックは以下の通り。

ケース素材:Ag800(コインシルバー)、15石で5振動。

ゼンマイ全巻時の精度と振り角は次の通り。
DU約+20s/d、12U約±0s/d、3U約+10s/d、6U約+15s/d、9U約+10s/dで最大姿勢差約20s/d。
振り角約250°で、実用にして問題なし。

実は購入当初はとっても強いゼンマイが入っていて
ガッツンガッツン振り当りをしていました。
で、スイスから大量に持ってきたゼンマイのストックで
ちょうど、よさげなのがあったので交換してあります。

オメガはロンジン等に比べ少々後発のメーカーですが
その分、気合の入った時計作りをしていたようです。

そんな歴史の生き証人(時計)です。

カテゴリ: 時計紹介

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Posted on 2011/01/06 Thu. 12:34    TB: 0    CM: 0

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