当店の最年長
当店の最年長は1864年生まれのパッテク・フィリップ。
今から149年前の製造。
この時計、売れて欲しくない一本なので毎年値段が上がります。
昨年までは1.480.000円。で、今年は1.490.000円。来年は1.500.000円になります(笑)。
普通、この時代の時刻合わせ方法はダボ押しか剣引きか鍵合わせ。
でもこの時計は既に竜頭で時刻合わせができる最先端の機構。
なおかつ、ゼンマイ巻の位置から時刻合わせの位置にポジションを変える部品が
巻真にネジ留めされているこのディスク。

最初このディスクの外し方が分からず、顕微鏡越しからにらめっこしていましたが
答えはディスクに刻まれた溝がミソ。

こんな感じにドライバーを当てて竜頭をくるくる回すと・・・

ディスクが外れて巻真が取れます。
同年代ぐらいでは、アメリカ製のオールド・ハワードに竜頭での時刻合わせ機構を持つモデルがありますが
多分それより負荷が少なく優れているんじゃないかと思います。
これより後年のパッテクはなぜかダボ押しに戻ります。
何ででしょうね・・・。
今から149年前の製造。
この時計、売れて欲しくない一本なので毎年値段が上がります。
昨年までは1.480.000円。で、今年は1.490.000円。来年は1.500.000円になります(笑)。
普通、この時代の時刻合わせ方法はダボ押しか剣引きか鍵合わせ。
でもこの時計は既に竜頭で時刻合わせができる最先端の機構。
なおかつ、ゼンマイ巻の位置から時刻合わせの位置にポジションを変える部品が
巻真にネジ留めされているこのディスク。

最初このディスクの外し方が分からず、顕微鏡越しからにらめっこしていましたが
答えはディスクに刻まれた溝がミソ。

こんな感じにドライバーを当てて竜頭をくるくる回すと・・・

ディスクが外れて巻真が取れます。
同年代ぐらいでは、アメリカ製のオールド・ハワードに竜頭での時刻合わせ機構を持つモデルがありますが
多分それより負荷が少なく優れているんじゃないかと思います。
これより後年のパッテクはなぜかダボ押しに戻ります。
何ででしょうね・・・。
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