魅惑の小宇宙! 懐中時計展
1月9日(土)~3月6日(日)まで東京都町田市立博物館にて
魅惑の小宇宙! 懐中時計展 が開催されています。
https://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/museum/kikakutenji.html

ご存知でしたか?
18世紀~20世紀にかけて
ヨーロッパ、アメリカ、日本で製作された懐中時計が
104点展示されています。
懐中時計というと
・年配者が持つ時計
・古くさい
・かなりのマニアな人が持つ時計
・こんな古い物が動くの? etc
催事会場などで小耳に挟む言葉をまとめると大体こんな感じです。
それにしても、結構散々な言われようです
今でこそ肩身が狭い扱いの懐中時計ですが、
当然のことながら腕時計よりも歴史は古く、
16世紀初頭、ドイツ・ニュルンベルグのPeter Henlein が動力ゼンマイを発明したことで
携帯可能の小型な時計が製作されるようになり、
当時の貴族達が所有し始めました。
当時、「The Nuremburg Egg」と呼ばれていたんだとか。
それまでの時計と言えば、教会などの塔に設置されている物など大型だった為
とても画期的な出来事だったと思います。
その後17世紀後半になって
ドイツ人のWilliam Clementがアンクル式脱進機を
オランダの物理学者Christiaan Huygensがヘアスプリング付円テンプを
Thomas Tompionがバネ付円テンプとシリンダー式脱進機を
George Grahamがグラハム(直進型)脱進機を
18世紀初頭にJohn Harrisonがクロノメーターを製作し、グラスホッパー脱進機を発明、
18世紀中頃にThomas Mudge が分離レバー式脱進機を発明したことにより、
懐中時計がさらに小型化されました。
ちなみに腕時計が登場するのは19世紀初頭で
最初は王侯貴族の女性用として懐中時計をベースに作られたのが始まりです。
懐中時計に関して造詣が深い方が残念ながら少ないのですが、
実は奥が深いんですよ!!!
昔の富裕層の方々がお金をかけて製作させた物が多いので
装飾がとても綺麗ですし、
ご自身で好きな時に裏蓋を開けて機械を眺める事が出来るのも
懐中時計の楽しみ方です。
今現在、日本では懐中時計の人気は低いですが、
スイスでは毎年開催されるBasel World(http://www.baselworld.com/de-CH.aspx)で
新作が発表されています。
アンティークの懐中時計への評価も日本よりヨーロッパでの方が高く、
当店にある逸品の懐中時計も紹介すると
日本国内より海外からの方が反応が良くて...
ちょっと 困ります。
催事前で忙しく、
「魅惑の小宇宙! 懐中時計展」へはまだ訪問していない為
展示物の詳細に関しては分かりませんが、
見応えがありそうです。
開催期間中、色々とイベントも開催されます。

2月13日(土)開催の古典時計協会主催体験講座 「腕時計を分解・組み立てしてみよう!」では
腕時計の分解・組立作業を実際に体験出来ます。

昨日13日より、募集の受付が始まりました。
興味がある方はお早目に!
流石に「魅惑の小宇宙! 懐中時計展」ほどの展示数はありませんが、
当店もかなり珍しい懐中時計を持って
松屋銀座で開催される「2016 アンティークウォッチ市」に出店します。

松屋銀座詳細::http://www.matsuya.com/m_ginza/event/details/20160119_watch_8es.html
10月~12月にかけて欧州より仕入れて来た時計の中には
お披露目前に既に嫁いだ物や嫁ぎ先が決まった物がありますが、
まだまだ超珍しい逸品が色々揃っています。
是非 ご来場下さい。
ダイワ時計店HP:http://www.daiwatokeiten.co.jp/index.html
ショッピングサイト:http://daiwatokeiten1.cart.fc2.com/
ダイワ時計店facebook
お問い合わせ info@daiwatokeiten.co.jp
魅惑の小宇宙! 懐中時計展 が開催されています。
https://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/museum/kikakutenji.html

ご存知でしたか?
18世紀~20世紀にかけて
ヨーロッパ、アメリカ、日本で製作された懐中時計が
104点展示されています。
懐中時計というと
・年配者が持つ時計
・古くさい
・かなりのマニアな人が持つ時計
・こんな古い物が動くの? etc
催事会場などで小耳に挟む言葉をまとめると大体こんな感じです。
それにしても、結構散々な言われようです

今でこそ肩身が狭い扱いの懐中時計ですが、
当然のことながら腕時計よりも歴史は古く、
16世紀初頭、ドイツ・ニュルンベルグのPeter Henlein が動力ゼンマイを発明したことで
携帯可能の小型な時計が製作されるようになり、
当時の貴族達が所有し始めました。
当時、「The Nuremburg Egg」と呼ばれていたんだとか。
それまでの時計と言えば、教会などの塔に設置されている物など大型だった為
とても画期的な出来事だったと思います。
その後17世紀後半になって
ドイツ人のWilliam Clementがアンクル式脱進機を
オランダの物理学者Christiaan Huygensがヘアスプリング付円テンプを
Thomas Tompionがバネ付円テンプとシリンダー式脱進機を
George Grahamがグラハム(直進型)脱進機を
18世紀初頭にJohn Harrisonがクロノメーターを製作し、グラスホッパー脱進機を発明、
18世紀中頃にThomas Mudge が分離レバー式脱進機を発明したことにより、
懐中時計がさらに小型化されました。
ちなみに腕時計が登場するのは19世紀初頭で
最初は王侯貴族の女性用として懐中時計をベースに作られたのが始まりです。
懐中時計に関して造詣が深い方が残念ながら少ないのですが、
実は奥が深いんですよ!!!
昔の富裕層の方々がお金をかけて製作させた物が多いので
装飾がとても綺麗ですし、
ご自身で好きな時に裏蓋を開けて機械を眺める事が出来るのも
懐中時計の楽しみ方です。
今現在、日本では懐中時計の人気は低いですが、
スイスでは毎年開催されるBasel World(http://www.baselworld.com/de-CH.aspx)で
新作が発表されています。
アンティークの懐中時計への評価も日本よりヨーロッパでの方が高く、
当店にある逸品の懐中時計も紹介すると
日本国内より海外からの方が反応が良くて...
ちょっと 困ります。
催事前で忙しく、
「魅惑の小宇宙! 懐中時計展」へはまだ訪問していない為
展示物の詳細に関しては分かりませんが、
見応えがありそうです。
開催期間中、色々とイベントも開催されます。

2月13日(土)開催の古典時計協会主催体験講座 「腕時計を分解・組み立てしてみよう!」では
腕時計の分解・組立作業を実際に体験出来ます。

昨日13日より、募集の受付が始まりました。
興味がある方はお早目に!
流石に「魅惑の小宇宙! 懐中時計展」ほどの展示数はありませんが、
当店もかなり珍しい懐中時計を持って
松屋銀座で開催される「2016 アンティークウォッチ市」に出店します。

松屋銀座詳細::http://www.matsuya.com/m_ginza/event/details/20160119_watch_8es.html
10月~12月にかけて欧州より仕入れて来た時計の中には
お披露目前に既に嫁いだ物や嫁ぎ先が決まった物がありますが、
まだまだ超珍しい逸品が色々揃っています。
是非 ご来場下さい。
ダイワ時計店HP:http://www.daiwatokeiten.co.jp/index.html
ショッピングサイト:http://daiwatokeiten1.cart.fc2.com/
ダイワ時計店facebook
お問い合わせ info@daiwatokeiten.co.jp
Posted on 2016/01/14 Thu. 10:00
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