ブルースチール(青焼き)仕上げ
アンティークやヴィンテージの時計を見ると
針やネジが綺麗な青色をしている時計があります。

あの青色、「ブルースチール」や「青焼き」と呼ばれていますが、
あれは鉄を熱し酸化被膜を作ることで防錆を兼ねた仕上げになります。
では、鉄をどのぐらい熱すると色が変わるのかというと
220度前後 暗黄色(キツネ色)
240度前後 褐色(茶色)
270度前後 紫色
300度前後 深青色
330度前後 明い青色
400度以上 灰色(色が抜ける)
こんな感じです。
美しい青色を狙うには300度前後にします。

当店ではアルコールランプに小さなフライパンを使い、
熱が均一に伝わるように真鍮の粉を使ったりもします。

古い懐中時計には針が茶色や紫色になっている物がありますが、
あれはブルースチール仕上げが失敗したわけではなく、
インデックスの色に合わせた色合いを出している仕上げになります。
現行の時計では塗装やメッキで青焼き風針が多くみられますが、
アンティークの青焼き針はメッキ等では出せない深い色味があります。
青焼きは針やネジ等の小さな部品の仕上げですが、
防錆機能を備える美しい仕上げになり、
アンティーク時計の一つの良さでもあります。
ダイワ時計店HP:http://www.daiwatokeiten.co.jp/index.html
ショッピングサイト:http://daiwatokeiten1.cart.fc2.com/
ダイワ時計店facebook
お問い合わせ info@daiwatokeiten.co.jp
針やネジが綺麗な青色をしている時計があります。

あの青色、「ブルースチール」や「青焼き」と呼ばれていますが、
あれは鉄を熱し酸化被膜を作ることで防錆を兼ねた仕上げになります。
では、鉄をどのぐらい熱すると色が変わるのかというと
220度前後 暗黄色(キツネ色)
240度前後 褐色(茶色)
270度前後 紫色
300度前後 深青色
330度前後 明い青色
400度以上 灰色(色が抜ける)
こんな感じです。
美しい青色を狙うには300度前後にします。


当店ではアルコールランプに小さなフライパンを使い、
熱が均一に伝わるように真鍮の粉を使ったりもします。

古い懐中時計には針が茶色や紫色になっている物がありますが、
あれはブルースチール仕上げが失敗したわけではなく、
インデックスの色に合わせた色合いを出している仕上げになります。
現行の時計では塗装やメッキで青焼き風針が多くみられますが、
アンティークの青焼き針はメッキ等では出せない深い色味があります。
青焼きは針やネジ等の小さな部品の仕上げですが、
防錆機能を備える美しい仕上げになり、
アンティーク時計の一つの良さでもあります。
ダイワ時計店HP:http://www.daiwatokeiten.co.jp/index.html
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