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ダイワ時計店スタッフブログ

スタッフによる時計紹介・修理雑記

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シャトン 

先日、少林寺拳法の先輩から頂いた2020オリンピック&パラリンピックのピンバッジ。

IMG_0705.jpg

東京では配布される機会があるらしく、既に持っている方が多いそうですが、
神奈川では配布されないので
2020年の関連物を見るのは初めてです。

レア なので、社員達にも1つずつあげて
残りの1つは店舗内のショーケースに飾っておきます。



さて、軸受けの穴石を留める「シャトン」と言われている技法があります。
ひと昔前の時計雑誌等には、
「昔は正確に穴石の位置を決められなかったので、微調整する為にシャトンが用いられた」と
書いてありました。
まぁ 18世紀の時計ならそうだったかも知れませんが、
当店で扱う19世紀中頃以降の時計では全く違います。

では、何の為にシャトン留めが使われていたのか?


それは・・・

装飾 です

だって、綺麗でしょ~


他には割れた穴石の交換が容易だとか(もちろん同じものがあれば)という利点もあります。

画像はシャトンを外したところ。

IMG_0707.jpg


実はこの穴石、片方に欠けが生じています。
本来なら交換すれば万事OKなのですが、あいにく同じ物がありません。
そこで、欠けた方に歯車のホゾ(真)が接触しないようにシャトンを回転してズラします。
なるべくオリジナルの部品を使って修理をしたいので、
苦肉の策でございます・・・


では、バッキバキに割れていた場合はどうするのかというと・・・

その時は元のシャトンを利用して穴石だけを交換するか、
シャトンごと旋盤を引いて作るか・・・

いずれにせよ、えらい時間がかかって大変です






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ショッピングサイト:http://daiwatokeiten1.cart.fc2.com/
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お問い合わせ info@daiwatokeiten.co.jp

カテゴリ: 時計修理

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Posted on 2016/12/05 Mon. 11:00    TB: 0    CM: 0

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