新旧 Part2
先日のブログで磁気抜き機の新旧をご紹介しましたが、
今回は時計師の新旧のお話。
これ、スイスにある時計屋さんのショーケース内に貼られているイラストです。

1965年当時の時計はボロボロでも、時計修理師は若く、
2010年は時計は新しくなったけど、時計修理師は年老いたという事のようです。
スイス各地には時計学校がいくつかあり、
時計師・時計修理師・時計修復師を志す人達が通っています。
日本はスイスに比べると学校数がかなり少なく、
東京・大阪・近江の3校のみ。
イラストによるとスイスでも時計師の高齢化が進んでいるような描かれ方ですが、
実際にはどうなんでしょう?
仕入で渡欧した際に聞く話でしか判断出来ませんが、そんな事はないような・・・
日本の時計学校も以前に比べて生徒数が増えているようですが、
とはいえ、卒業後に実際に時計修理師として就職する生徒は
あまり多くないようです。
卒業生の話を聞くところによると
時計関係とは全く違う会社に就職する人も居るし、
メーカーに就職したものの、
修理の受付業務だったり、販売員をしている事も多く、
修理師として就職しても、
ただひたすら同じ部品を乗せ換え続ける作業をするだけで
バラして直して組み立てるという全ての工程を1人で行う仕事に就くのは
極限られているというのが現状のようです。
アンティークウォッチの修理師を目指す若い人達が
増えてくれるといいなぁ~と思っているのですが、
現状はなかなか厳しく・・・
現行品は取り換え部品がある為、
ダメな部品は乗せ換えてしまえば良いですが、
アンティーク・ビンテージウォッチの場合、
部品が無ければ新規作製する必要があるし、
経年劣化による故障や長い年月の間に
多くの修理師の手が加わった時計の修理をするのは
手間暇が掛かり、やはり大変です。
錆び取り作業に数日間費やす事も頻繁にあるので
時間や手間暇が掛かる作業には
あまり魅力を感じないんでしょうねぇ~
ダイワ時計店HP:http://www.daiwatokeiten.co.jp/index.html
ショッピングサイト:http://daiwatokeiten1.cart.fc2.com/
ダイワ時計店facebook
お問い合わせ info@daiwatokeiten.co.jp
今回は時計師の新旧のお話。
これ、スイスにある時計屋さんのショーケース内に貼られているイラストです。

1965年当時の時計はボロボロでも、時計修理師は若く、
2010年は時計は新しくなったけど、時計修理師は年老いたという事のようです。
スイス各地には時計学校がいくつかあり、
時計師・時計修理師・時計修復師を志す人達が通っています。
日本はスイスに比べると学校数がかなり少なく、
東京・大阪・近江の3校のみ。
イラストによるとスイスでも時計師の高齢化が進んでいるような描かれ方ですが、
実際にはどうなんでしょう?
仕入で渡欧した際に聞く話でしか判断出来ませんが、そんな事はないような・・・
日本の時計学校も以前に比べて生徒数が増えているようですが、
とはいえ、卒業後に実際に時計修理師として就職する生徒は
あまり多くないようです。
卒業生の話を聞くところによると
時計関係とは全く違う会社に就職する人も居るし、
メーカーに就職したものの、
修理の受付業務だったり、販売員をしている事も多く、
修理師として就職しても、
ただひたすら同じ部品を乗せ換え続ける作業をするだけで
バラして直して組み立てるという全ての工程を1人で行う仕事に就くのは
極限られているというのが現状のようです。
アンティークウォッチの修理師を目指す若い人達が
増えてくれるといいなぁ~と思っているのですが、
現状はなかなか厳しく・・・
現行品は取り換え部品がある為、
ダメな部品は乗せ換えてしまえば良いですが、
アンティーク・ビンテージウォッチの場合、
部品が無ければ新規作製する必要があるし、
経年劣化による故障や長い年月の間に
多くの修理師の手が加わった時計の修理をするのは
手間暇が掛かり、やはり大変です。
錆び取り作業に数日間費やす事も頻繁にあるので
時間や手間暇が掛かる作業には
あまり魅力を感じないんでしょうねぇ~

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