改造

Category: 時計紹介  

マリンクロノメーターをご存知ですか?

大航海時代に海難事故が多発したことが要因となり、
1714年、イギリス政府は「経度法」を公布。
高精度で経度を測定できるクロノメーターの開発に対して
2万ポンドの賞金を出すことが決まりました。

翌年にはフランス政府も同様に賞金を出すことになり、
ガリレオやニュートンなど、各国の天才科学者達が開発を試みるも
残念ながら失敗に終わりました。

1735年、イギリスの大工職人だったジョン・ハリソンがクロノメーターH1を製作。
その後30年に亘って研究を重ね、
1761年、温度変化時にバイメタルのヒゲゼンマイの長さを
自動で調整できる機構を備えたクロノメーターH4を完成させました。

が・・・
彼の設計は製作するにあたって技術的に難しい為
量産向きではありませんでした。

一方、フランスの時計師ピエール・ル・ロワが
1764年頃にデテント脱進機を持つマリンクロノメーター装置「モントル・マリーヌ」を完成させますが、
フランス政府が資金援助をしなかった為
研究開発費が底を尽き、開発は頓挫。

結局、後にイギリス人のジョン・アーノルドとトーマス・アーンショウが
ピエール・ル・ロワが開発した技術を応用し、
精度&品質共に安定して量産出来るマリンクロノメーターを製造しました。

その結果、世界の海の覇権争いでイギリスが有利になったというわけです。


ご存知の通り、マリンクロノメーターといえば
船上で使用する大型ウォッチなので

マリンクロノメーター

木箱に入った大きな置時計ですが、
コレクションする場合、かなり重量感があり、置き場所にもちょっと・・・ね

広い書斎などでもあれば、置いておくと風格があって素敵ですが、
現実的にはなかなか厳しいのではないかと・・・

欲しいけど、置き場所に困るんだよなぁ~と
100年以上前に同じようなことを考えた人がいたようです。


デテント脱進器の懐中時計を卓上時計に改造しちゃいました。

IMG_0024.jpg


勿論、マリンクロノメーター同様、クルクルッと動くようになってるんですよ。

IMG_0029.jpg


鍵巻き用の鍵にも拘り、

IMG_0025.jpg

イカリ型でマリンクロノメーターの雰囲気を演出。


時計の裏側はこんな感じになっていて

IMG_0031.jpg

中央の穴に鍵を差して時刻合わせをします。

遊び心があって素敵ですよねぇ~
こういう変わったデザインの物は仕入に行ってもそう滅多に出会えません。

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時計のコンディションも良く、
ちょっと変わった面白いデザインの置き時計をお探しの方にオススメです



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