ポール・ディティシェイム K14ケース 後

Category: 時計紹介  

このメーカー「ポール・ディティシェイム」は1892年、ラ・ショー・ド・フォンにて
Paul Ditisheim(1868~1945)さんによって設立されました。
ポールさんはラ・ショー・ド・フォンに住む時計師一族の家に生まれました。
アラーム時計で有名なヴァルカンの創立者はポールさんの叔父さんだとのこと。

幼い頃は医者を目指していたそうですが、13歳の時に同地の時計学校にお送りこまれ
「Dploma of Hnor」をもらったとの事なので首席で卒業したらしいです。

卒業後は「Le Ponts」にあるトゥールビヨンを作る会社に勤めたり、
ベルリンやパリ、イギリスで働いたり。

1891年には英国時計学会の時計修理1級の証明書を取得(何やら凄い事らしい・・・)。
その後、パリで学び複雑な時計を作ったりクロノメーターメーカーになったそうな。
そして、故郷の戻り親父さんの会社で働き、1892年に自分の会社を立ち上げたとさ。
(ネタ元・・・当店秘蔵の赤本です)

まあ、簡単に言えばそういう凄い人が作った時計です。
で、創業後の偉業はと言うと・・・
1911~14年、1917年、1918年、1919年、1920年、1923年、1924年にクロノメーターコンクールで優勝。
特に1912年・1917年・1918/19年・1919/20年・1923/24年には最高記録を叩き出しました。

ちなみに1907年~1939年のコンクールで優勝したのは
パテック・フィリップ、バセロン・コンスタンチン、ゴライ、
ロンジン、オメガ、ユリスナルダン、ゼニス、モバード等々、
ゴライ以外、今現在にも残る超有名どころの時計メーカー。

パテックで3回、バセロンも3回です。凄い所です。

今回ご紹介しているこの時計は
この「ポール・ディティシェイム」が優勝しまくった時代に作られたもの。
どれだけクオリティーが高いかはご想像いただけるかと・・・。

スイスでは仏語と独語の両言語併記でごつい1冊の本になっております。
PD本
ちなみに、コンクール記事のネタ元はこの本です。

この時計はこの本にも同型が掲載されています。
PD本 (1)
もっともウチのポールの方が、緩急針にスワンネックが付いているので
よりクオリティーは高い仕上がりですが。

後年、この会社は他に「Solvil」とも社名を使い、腕時計も販売しております。
その機械もなかなかのスグレモノ。

日本ではほとんどお目にかかれない今は昔の優れたメーカー。
機会があれば是非お一つどうぞ!
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 2010_09_02


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